台風19号で避難所に子連れ避難した【体験談】

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育児

令和元年10月12日、観測史上最強と言われた台風19号が日本各地で被害をもたらしました。

被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

今回くまみの居住地(神奈川県)は台風の直撃が予想される地域&ハザードマップで浸水予想地区に住んでいるため、一家で数日前から準備し、避難勧告(レベル4)が発令されてから避難所へ避難しました。

今回の避難準備から避難の記録をまとめました。くまみ、くまお(夫)、くまこ(小学一年生)、くまよ(年少)の家族構成です。

台風接近までの準備の記録

10月10日木曜日(晴れ) この日は、12日に台風が直撃コースの予報だったので当日、自宅から出ないで済むようにと準備していました!

この日に行ったことは

  • くまみ&くまお(夫)仕事帰りにそれぞれの車のガソリンを満タンにする
  • くまみ&くまこ(長女)&くまよ(次女)ドラックストアで買い物
  • 庭の植木鉢、ベランダの物干しざおの片付け

車のガソリンを満タンにし、ドラッグストアで台風に備えて必要な物を購入しました。

台風接近の前々日の木曜日、仕事帰りの夕方。

ガソリンスタンドとドラッグストアはやや混んでいるかなという状況で、パンもまだ品切れになっていませんでした。

くまみがドラッグストアで購入したのは、パン(スティックパン・レーズンパン)、お菓子(ラムネ・ドーナツ・飴・クッキー・じゃがりこ)、マスク(子供用・大人用)、携帯用手の消毒ジェル、飲料水(グリーンダカラ)、カップラーメン、アイスクリームです。

また、翌日の天気予報が雨だったため庭の植木鉢など片づけました。

この時、自転車は倒しておけばいいやとそのままにしていたのが、くまみの後悔ポイント!

翌日雨の中、自転車を家に仕舞う羽目に…。自転車も晴れてるうちに家の中に仕舞った方が断然良いです!

10月11日金曜日(雨) ニュースや市の放送で台風の規模、危険性が何度も繰り返されるようになり、もしもの事態に備えて避難所に行く可能性も考え始めました。

この日に行ったことは

  • くまみ&くまよ(次女)の小児科受診
  • くまみATMで1,000円札を確保
  • くまお(夫)、ドラッグストアで追加の購入
  • くまみ&くまお(夫)雨戸のない窓の補強
  • くまみ&くまお(夫)自転車を室内に移動
  • くまみ避難に備えて持ち出しバックの中身の調整
  • くまこ(長女)&くまよ(次女)持っていくおもちゃを選んでおく
  • 風呂と洗濯機に水をはっておく

喘息のくまよ(次女)、11日の夕方に小児科で呼吸音の確認とネブライザーの処置を受けました。

薬も来週分まで処方してもらい台風に備えます。

その後コンビニへお金をおろしに寄ったくまみ&くまこ(長女)&くまよ(次女)ですが、コンビニの棚からパンが消えた!!!という初めて見た状況にとても驚きました!

コンビニの窓ガラスも、段ボールとガムテープでがっちり補強されて、土曜日の営業時間変更のお知らせが張られていました。

そして、くまお(夫)がドラッグストアに寄って追加で必要な物を購入してきてくれました!

追加で購入したものは、スマホ用携帯充電器(元々1台用意していたのですが、念のためにもう1台)、ボディーシートです。

雨戸のない窓にコンビニの方法を真似して、夜ペタペタ段ボールとガムテープで補強してみました!自転車も室内へ。

最後に、もともと用意してあった持ち出し用の非常バックの中身を調整しました。

子連れ避難のポイント【荷物リスト】の記事は【コチラ

実際に12日に持って行った大人用持ち出しバックの中身

  • 水(ペットボトル1.5ℓ)←【変更】500㎖×4本
  • 非常食(乾パン・チョコレート・レトルトご飯・飴)←【変更】おにぎり(12日早朝作った分)・パン
  • カイロ←【変更】うちわ
  • 生理用ナプキン(妻のリュックのみ)
  • 三角巾
  • アルミシート大(防寒用)
  • ティッシュ
  • 除菌シート←【変更】携帯用手の消毒ジェル
  • サランラップ
  • ビニール袋
  • ミニサイズマウスウォッシュ
  • 懐中電灯式ラジオ
  • 軍手
  • 家族写真
  • 小銭財布←【追加】1,000円札
  • 薬(鎮痛剤など)←【追加】くまよ(次女)の喘息の薬
  • 携帯型のスマホの充電器←【追加】計2台準備
  • 乾電池
  • バスタオル
  • 汗拭きシート←【追加】2パック
  • マスク(子供用・大人用)←【NEW】
  • 薄い座布団←【NEW】2つ
  • 着替え←【NEW】

実際に12日に持って行った子供用持ち出しバックの中身

  • 水(ペットボトル500㎖)
  • フェイスタオル
  • 非常食(お菓子・レトルトご飯)←【変更】購入したお菓子
  • ティッシュ
  • ビニール袋
  • 折り紙、ペン←【追加】小さな積み上げブロック・薄い絵本2冊・すみっこぐらしのゲーム機
  • ミニサイズマウスウォッシュ
  • 記載がいっぱいになった子供達のお薬手帳
  • 着替え←【NEW】

くまよ(次女)のリュックの分の水はくまお(夫)のリュックへ。

上記の荷物を避難リュック防水用のプールバックにつめて準備しました。

運転免許証や保険証、スマホも忘れずに持っていきました!

そして、風呂と洗濯機に水をはって眠りにつきました。

避難をするまでの準備の記録

10月12日土曜日(雨) 

AM5:00台 おにぎりを大量に作りました!

くまみ&くまお(夫)は台風情報のニュースをチェックです。

AM7:00台 避難所開設、避難勧告の放送

まだ風はそこまで強くなく、雨雲レーダーで10:00頃から雨量が赤色になっていたので、その前に避難所に到着できるように行動開始です!

AM9:00台 無事避難所到着

避難所での様子

避難所の体育館に到着すると、すでに体育館の半分くらい避難している方がいました。

赤ちゃんやお子さん連れのご家族、高齢者の方のいるご家族が多い感じでした。

また、くまみの住んでいる地域には大きな川があり、体育館より川側に自宅がある方が避難してきている様子でした!(普段話したことない方とも、情報交換出来たり心強かったです)

体育館には、台風情報が見れるテレビ1台と、川の水位をライブビデオで確認できるようにパソコンが2台設置されていました。

トイレは男女分かれていましたが、女子トイレは列が出来ている時間帯も。

お子さんはママやパパと一緒にトイレに!!

受付で家族の名前・生年月日を記入して、毛布を支給して頂きました(毛布は帰宅する時に返却しました)

災害用毛布
アルミの袋の中に毛布が入っています

ゴザや体育の授業で使うマットが設置されていて、家族ごとに順番につめて座っていく感じでした!

徐々に避難してくる方も増え、体育館も満杯に!校舎も解放されました。

体育館の中は人数が増えるにつれ、温度も湿度も上昇!

カイロの代わりに準備した、うちわが大活躍しましたよ!

最初、緊張気味だったくまこ(長女)くまよ(次女)もおにぎりを食べたり、同級生のお友達に会えたり少しづづ避難所にも慣れてきた様子です。

ただ、子供たち向けに走りわまったり、騒いだりしないようにね!とお約束の放送も流れました!

みんな自宅から持ってきた静かに遊べるもので遊んでいました(ニンテンドースイッチ、トランプ、タブレットで動画視聴!など音量はOFFにしているご家庭が多かったです)

我が家も折り紙が大分役に立ちました!

お友達と一緒に長い時間、折り紙で遊んでくれていました!

でも、次回避難する時はニンテンドースイッチも持ってく!と決意していたくまこ(長女)でした~!

だんだん雨風強くなり、避難中にケガ(転倒)をしてしまった方(大人)が到着した時は体育館もざわつきました。

その方は救護班の校舎の方に案内され、幸い大きなケガではなかったようですが、風が強くなってからの移動は本当に危険です。

大人でも飛ばれてしまうので、お子さんもいる家庭は早めの避難で安全を確保しましょう。

PM2:00 高齢者の方が校舎2階に移動

PM3:00 特別警報(大雨)発表

自治会の防災班の方から、市内の別の川が氾濫危険水位を超えた事や近くの大きな川の水位の状況で、別の避難所(もっと高い位置にある)への避難が必要になる可能性があることが放送される。

大人たちの緊張感が一気に上がる。

さらに雨風が強まり。体育館のカギのかかった鉄の扉の隙間から風と雨が吹き込んでくるぐらいの強さに。揺れも感じました。

PM7:00台 周辺一帯停電

くまよ(次女)はこの停電が一番怖かったようです。

スマホの明かりや、ランタンの明かりで真っ暗闇にはなりませんでしたが、電気はしばらく復旧しませんでした。

PM8:00台 風が弱まってくる。

PM9:00台 雨も弱まり自宅に戻る人も増えてきました。

くまみは自宅の様子が気になり一睡も出来ませんでした。

翌朝、帰宅し、電気の復旧後のニュースで見た各地の状況に、被災地の方々の無事を祈るばかりです。

これから追加で準備しようと思ったもの

浮き輪

浮き輪を準備しているご家庭がありました。枕代わりにしたり、子供の座るように浮き輪を使っていました。背の低い子供達はもし増水した時に浮き輪があるといいなとくまみも感じました。

冷えピタ

台風の発生する時期はまだ暑さや、湿度も高いので冷えピタがあると体温の高い子供達(もちろん大人も)も快適に過ごせると思いました。

非常食(ゼリー飲料)

今回用意したパンやクッキーなど、食べると腹持ちはいいですが喉も結構乾きました。ゼリー飲料でビタミンなど補給するのもありだなと感じました。

最後に

お住いの地域(大きな川や海の近く、山地、都市部)によって避難のポイントも変わってきます。台風の時はハザードマップのチェックや、雨雲レーダーやダムの放流の情報をチェックして早めの避難と対策で災害に備えましょう。

台風で避難所に子連れ避難した、くまみの体験談でした。

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