みなさん、「低用量ピル」についてどんなイメージがありますか?
今回はくまみが「低用量ピル」を服用して体調改善した体験談となります。
現在も継続して服用しています。(スタート時はルナベルを服用、現在はフリウェルを服用中です)
くまみは自分が「低用量ピル」を処方されるまで、効果などについては詳しく分かりませんでした。
「ピル」は避妊用の薬というイメージが強く、産婦人科の医師から服用を進められた時、正直ビックリした記憶があります。
くまみが「低用量ピル」を服用に至るまでの流れとともに【低用量ピル】ルナベル・フリウェルがどのような効果があったかたをまとめていきます。
※くまみの体験談となります、参考までに※
※診察と処方を受け、服用中に不調が現れた時はすぐに病院を受診して下さい※
低用量ピルを処方されるまでの症状
くまみは産前の生理の時、腹痛はありましたが市販の鎮痛剤を1日~2日服用すれば、日常生活に支障をきたすことはありませんでした。
しかし、産後に今までなかった症状が現れるようになりました。
排卵日前後に低体温、震え、吐き気、腹痛、頭痛の症状、生理時の出血量や痛みの増加、生理周期も不規則になってしまいました。
特に困っていたのが排卵日前後の低体温の症状です。
体温が34度台に下がり(平熱が35度台のくまみ)強烈な吐き気と頭痛に襲われます。
この突然の低体温に備え夏でもホッカイロを常備していました。
そして、この頭痛には市販の鎮痛剤が効かず(吐いてしまうからかも)症状が治まるまで我慢するという状況でした。
そして、2番目に困っていたのが、生理時の出血量・痛みの増加です。
出血量がとても増え、昼でも夜用のナプキンを使用しないといけなくなってしまいました。
産前は昼間は昼用のナプキンの使用で大丈夫な出血量でした。
痛みも増し、生理期間中は毎日市販の鎮痛剤を飲みながら過ごす日々。
産後の寝不足や、ホルモンバランスの乱れかなと自己判断し、くまよ(次女)出産後、生理周期を記録できるアプリを使用して様子を見ながら過ごしていましたが、一向に症状は回復せず。
昨年の春、友人やくまお(夫)からのすすめもあり、産婦人科の診察を受けることを決意しました。
低用量ピルを処方されるまでの流れ
産婦人科で診察を受けることを決め、いざ地元の産婦人科へ。
問診票に自分の症状を記入し、内診を受けました。
内診の結果、子宮内には問題なしとの医師からの説明。
くまみが一番困っている排卵日前後に現れている症状は、排卵期に体内でホルモンが切り替わること(卵胞ホルモンと黄体ホルモンの変動)が影響しているだろうという事でした。
また、生理時の出血量・痛みの増加は月経困難症にあたると。
そこで、医師から月経困難症の改善の為に「低用量ピル」を服用して排卵期の症状、生理時の出血量をコントロールしてみましょうという提案がありました!
低用量ピルってどんな薬?
低用量ピルの存在は知っていましたが、効果や服用の仕方、副作用の知識はなかったくまみです。
医師から説明を受け、血圧チェックを受けました。
くまみはスタート時はルナベルを処方してもらっていましたが、10月からフリウェル(ジェネリック)に変更してもらいました。
低用量ピルの効果と服用方法
低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれた薬で服用することにより、排卵を抑える効果があるので排卵期に起こる不調に効果がある。
また、排卵が抑えられることにより生理時の出血も減少する。
生理周期の改善。などの効果が期待できます。
服用の仕方は1シートを21日間、毎日1錠を決めた時間に服用し、その後7日間休薬期(この休薬期に生理がくる)これを毎月繰り返す方法です。
初めて服用する時は医師や薬剤師から説明もあると思いますが、生理の1日目から5日目までに服用を開始(くまみは生理3日目に服用を開始しました)
前日分の飲み忘れた場合は、気付いたらすぐに服用し、当日分はいつもの時間に服用するようにと説明がありました。
くまみは今までに2回、飲み忘れてしまったことがあります。
くまみは朝だと慌ただしく飲み忘れてしまったので、次のシート分から夜の9時に飲むようにしています♪
低用量ピルの副作用
低用量ピルを服用することで、妊娠初期のような症状が出ることもあるそうです。(くまみは出ませんでした)
処方されたピルを飲み始めて体質と合わない・出血するという場合はすぐ医師に相談してみましょう!
「低用量ピル」にも種類があるので、処方を変更してもらうことも出来ます。
また、「低用量ピル」を服用することで血栓症のリスクがあることも注意しておく必要があります。
自分や家族に喫煙の習慣があるか確認されました。
(くまみもくまお(夫)も喫煙の習慣がなかったので、その点は安心)
血栓症を予防するため、喫煙は禁止、水分を毎日しっかりとること、長時間同じ体勢で過ごさないこと、に気を付けて過ごしましょうと説明されました。
低用量ピルの費用
ルナベル、フリウェルともに保険適用のものとなります。
【ルナベル】1シート 約2,000円
【フリウェル】1シート 約1,000円(ジェネリック)
※処方箋料や調剤料含※
ルナベルから、フリウェルに変更したきっかけは健康保険組合からお手紙が来たからです。
お手紙の内容は「ジェネリックでフリウェルと言う「低用量ピル」がありますよ!」というものでした。
くまみも自分でも調べてみたところ費用が大分違う!!
定期通院の時に医師と相談し、ルナベルからフリウェルに変更してもらいました!
実際にくまみが低用量ピルを服用して感じた【メリット】
①服用前に悩んでいた、排卵日前後、生理中の症状が改善された
生理日前後の低体温や吐き気などの症状が全く現れなくなりました。
体温に関しては今まで35度台だった平熱が36度台に落ち着いています。
また休薬期の生理に関して、出血するのは1~3日間、ナプキンも昼用の軽い日用のナプキンの使用で十分な出血の量に減りました。
痛みもなくなり、市販の鎮痛剤を飲む必要もなくなりましたよ。
くまみが産後ずっと悩んでいた症状の改善が見られました。
妊娠期間以外ずっと毎月付き合ってきた生理の症状が抑えられることで、正直かつてない快適な生活を送れています。
②イライラ・ションボリしなくなった
これはくまお(夫)に指摘された良くなった点なのですが、くまみは生理前や生理中などイライラ・ションボリしてしまうことがありました。
そんなブルーデイをなるべく、くまお(夫)や娘達に悟れないように過ごしてきたつもりのくまみですが、くまお(夫)にはバレていたようです。
「低用量ピル」を服用して数か月経っていたある日「最近めそめそしたりプンプンしなくなったね~」とくまお(夫)に言われました。
毎月緩やかに月日が過ぎていることに、くまみも気づきました。
③生理がいつくるのかが分かる
「低用量ピル」を服用すると休薬期に生理が来るので、生理不順のいつ生理がくるか分からない不安から解放されました。
常にナプキンを大量に持ち歩く必要がなくなり、荷物もコンパクトに。
また、休薬期が計算できるので温泉に行ったり、出掛ける予定を立てやすくなりました!
④肌の調子が良くなった
毎月生理になると出来てしまっていたニキビが出来なくなりました!
ただ、毛穴が目立たなくなったり美白になったかというと、そこまでは変化は感じません。
かさつきなどの肌トラブルは減り、調子が良いなとは感じます!
またナプキンによる肌トラブルもなくなり、ストレスも減っています。
実際にくまみが低用量ピルを服用して感じた【デメリット】
①低用量ピルの費用
ジェネリックのフリウェルに変更したとは言え、費用は毎月かかります。
市販の鎮痛剤を使用していた時より、費用はかかっています。
②定期的な通院・診察
「低用量ピル」の処方には医師の診察が必要なため、数カ月ごとに病院への通院が必要となります。
病院によって違いもあるかと思いますが、くまみの通っている病院は診察後、処方分がなくなる日数を計算して次回の予約を取ることが可能です。
③血栓症の不安
「低用量ピル」の服用中は血栓症のリスクが上がるということから、不安がまったくないとはくまみも言い切れません。
自分でも意識的に水分補給に気を付けたり、デスクワークなどで座りっぱなしにならないようにしたり。
意識してカラダを動かすようにしています。
くまみも日々血栓症の前触れ(手足のしびれ、むくみ、強烈な頭痛)が起きた時、病院を受診したり対応できるように、保険証とお薬手帳は持ち歩いています。
④別の病院で診察を受ける時は低用量ピルを服用中であることを伝える
風邪などで、内科の病院などを受診する時は必ず、「低用量ピル」を服用中であることを医師に伝える必要があります。
「低用量ピル」を服用していることを伝えないと飲み合わせの悪い薬を処方されてしまう危険があるからです。
(口頭で伝えるのが恥ずかしい場合、問診票を提出する時にお薬手帳も一緒に提出するという方法もあります)
低用量ピルの服用してみての感想
くまみの個人的な感想になります。
メリット、デメリットがある「低用量ピル」ですが、「低用量ピル」を服用することで、困っている症状が改善されたり、日常生活が送りやすくなる面も大きいです。
女性にとって毎月体内で起こるホルモンの変化は個人差はあると思いますが、今もし、そのホルモンの変化に苦しんでいたり、悩んでいる方に今回の記事が参考になれば幸いです。
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