個人事業主のみなさんは何の会計ソフトを使用していますか?
色々な会計ソフトがありますが。
一番重要視するポイントは簡単に操作できることでしょうか。
今年から開業届を提出し、駆け出し個人事業主となったくまみです。
書籍を読んだり、昔の教科書を引っ張り出して勉強中です。
収入はまだまだ少ないのですが、個人事業主となったので確定申告の準備が必要です。
年度の途中で開業をしたので、前職の給与(収入)と開業してからの金額(事業所得)が確定申告で必要になります。
※収入と所得はそれぞれ違いがあるので注意
青色申告の控除を受ける場合、複式簿記での記帳が必要になります。
そこで、事業所得の管理に現在使用している「マネーフォワードクラウド確定申告」がとても使いやすいので、ご紹介します!
マネーフォワードクラウド確定申告は個人事業向けのクラウド型の会計ソフトです。
くまこ(長女)を出産前、経理の仕事を4年ほど経験していますが、帳簿の管理は正直ややこしいし、めんどくさいです!
1年分の会計処理をまとめてやろうとすると、結構大変な作業となります。
それに毎月作業をしたとしても、1つ1つの仕訳を手入力していくと作業時間もそれなりに必要になります。
でもマネーフォワード確定申告で毎月入力作業を行っておけば、確定申告の時に必要な書類が自動で作成できます!
とっても簡単でおすすめです!
マネーフォワード確定申告って?
マネーフォワード確定申告はクラウド型会計ソフトです。
「クラウド型」とは、インターネット上で会計処理を行うソフトのことです。
パソコンにソフトをインストールしなくても、インターネットに接続できる環境があれば使用できます!
推奨利用環境は、Internet Explorer 11・Microsoft Edge 最新版・Google Chrome 最新版・Firefox 最新版・Safari 最新版となっています。
マネーフォワード確定申告はパソコンでの操作が推奨されています。
また、クラウド型の会計ソフトは、税制度の変更があった時などに買い替えることなく使用できる点も魅力です。
支払方法は、月額制か年額制です。
月額制より、年額制の方が若干トータル金額は少なく設定されています。
参考までに2020年10月現在のマネーフォワード確定申告の料金プランをご紹介します。
マネーフォワードクラウド確定申告には個人事業主向けの料金プランも数種類あり、自分の状況に合わせてプランを選ぶことが可能です。
・パーソナルミニ
年額プラン 800円/月(年額 9,600 円)
月額プラン 980円/月
・パーソナル
年額プラン 980円/月(年額 11,760 円)
月額プラン 1,280円/月
・パーソナルプラス
年額プラン 2,980円/月(年額 35,760 円)
月額プランなし
パーソナルは、無料で1ヶ月使用できるお試し期間があります。
くまみもこの無料お試し期間に実際にシステムを使用して、しっくりきたので年額プランに加入しました!
クラウド型の会計ソフトのメリット
先程のお話しましたが、クラウド型の会計ソフトは、税制度の変更があった時などにソフトを買い替えることなく使用できる点もメリットです!
データをインターネット上で管理してくれるので、定期的なバックアップの必要もなくなります。
外部のシステム(銀行やクラウドソーシングなど)のデータと連携ができるのも強みです。
クラウド型会計ソフトのデメリット
とても便利なクラウド型会計ソフトですが、良い面だけでなくデメリットもあります。
インターネットに接続できない状況が発生した時、作業ができなくなってしまうという面があります。
また、セキュリティ面ではサイバー攻撃などを受けて、情報が流出してしまう可能性もあります。
100%安心とは言い切れませんが、厳重なセキュリティで管理されています。
マネーフォワード確定申告は
また、マネーフォワード確定申告はクラウドワークスなど外部のシステムのデータと連携ができ、自動仕分で勘定科目もシステムが提案してくれます。
この自動仕訳はAI(人口知能・機械学習)が組み込まれており、自動仕訳ルールを登録したものは自動で反映してくれます!
くまみは、クラウドワークスなどの売上、売掛金、手数料、支払手数料のを自動仕訳ルールで登録して使用していますよ!
その結果毎月1回、クラウドワークスのデータを「マネーフォワード確定申告」に反映させる作業だけで売掛金のデータ入力が完了します!
クラウドワークスのデータを自動取り込みすると、クラウドワークスの利用手数料も自動で反映してくれます。
仕訳例
例えば、タスク型のアンケートで5円の報酬が発生した場合の仕訳は下記のようになります。
売掛金 4 | 売上高 5 |
支払手数料 1 |
この支払手数料はクラウドワークスのシステム手数料のことです。
このシステム手数料を自動で反映してくれる機能、とても便利です!
簡単に毎月の仕訳が反映されます!
クラウドワークスの報酬のメニューからシステム利用料の金額を確認して、手打ちすると非常に面倒です。
1度手作業で入力を試みましたが。
初月はタスク案件をたくさん作業していたので入力数も多く、挫折しました。
クラウドワークスのシステム使用料や振込手数料
さきほどの仕訳のように、クラウドワークスでは案件を契約し、報酬が発生するとシステム手数料も発生します。
システム手数料は、未払いやクライアントとワーカーとのトラブルを防ぎクラウドワークスを安全に利用するための保険的存在でもあります。
プロジェクト形式とタスク形式のシステム利用料の掛け率は以下のようになっています。(2020.10月現在)
20万円超えの部分 | 5% |
10万円超え~20万円以下の部分 | 10% |
10万円以下の部分 | 20% |
タスク形式 | 20% |
クラウドワークスのタスク案件では4円以下の場合システム利用料は発生しないようです。
またクラウドワークスから銀行への入金が完了した場合、振込データとも連携可能です!
(くまみは銀行振込データの仕訳は連携せず手入力しています。すずめの涙なので。)
仕訳例
銀行の入金の仕訳は
〇〇預金 1000 | 売掛金 1100 |
雑費 100 |
この雑費は銀行への振込手数料のことです。
ちなみにクラウドワークスからの振込手数料は楽天銀行税込み100円・他行税込み500円となっています!
楽天銀行の口座をお持ちの場合、振込口座を楽天銀行に指定するとお得ですね。
自宅で仕事をしている場合
この他の経費(電気料など)を自宅で作業している場合、家事按分で経費として計上出来ます。
この家事按分は自宅で事業を行っている場合、事業用としている金額を必要経費として計上し、その他も部分(生活費)は除外するというものです。
マネーフォワード確定申告では、勘定科目(通信費など)ごとに事業に使用した比率を設定することができちゃうんです!
比率を登録しておけば、自動で比率に振り分けてくれます。
そして、家事按分は「按分比率」を使って計算します。
だいだいこのくらいの割合!と決めるのではなく、按分比率をもとに作業時間や、作業日数などを計算しましょう。
不適切な按分は税務調査で指摘されてしまいます。
マネーフォワードクラウド確定申告についてのまとめ
いかがだったでしょうか。
1月~12月の入力データが1年間の事業収支として確定申告の際、必ず必要になります。
マネーフォワード確定申告は個人事業主にとって、とても心強い会計ソフトです。
マネーフォワード確定申告以外にもクラウド型の会計ソフトや従来のインストール型の会計ソフトと色々ありますが、自分の好みにあったソフトで作業できると効率も上がりますよね。
どの会計ソフトをするか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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